Herb&Aroma kumincureのかくもとくみです。
緑の力を暮らしに活かすコツを日々実験しつつ、講座でお伝えしています。
香港で食べた【陳皮牛肉球】という飲茶がおいしかったので、再現しました。
実は、隣の席に座っていたご夫婦がとても親切にしてくださり、「どうぞ」とくださったのです。このやさしさを忘れないためにも、香港の思い出をカタチとして残しておきたい。
陳皮牛肉のおかずは香港家庭では定番らしいのですが、お団子にしたのはティムホーワンオリジナルだと言ってました。(たぶん)
食べた場所は香港・深水埗(サムソイポー)にあるミシュラン一つ星レストラン本店の飲茶 添好運(ティムホーワン)。朝9時のオープン目指していきましたが、ほぼ満席でした!日本人らしき人は誰一人いない町です。
ティムホーワンは日本の都内にもお店はあります。(私は行ったことないけど)
以下は正式な作り方ではなく、あくまでも私が想像して真似て作ったものです。
【陳皮牛肉球】
【材料】
牛肉のミンチ 300g
コリアンダー みじん切り 適宜
長ネギ みじん切り 適宜
ゴマ油 大さじ2
醤油 大さじ1
ガラスープの素 大さじ1
砂糖 大さじ1/2
タンジェリン陳皮 5g(小さじ1程度)
ホワイトペッパー 適宜
紹興酒 大さじ1
太白粉(片栗粉?白玉粉?) 大さじ2
【作り方】
材料を全部よく練り混ぜ、お団子を作る。
香港ではレタスの上にお団子をのせていましたが、
私はキャベツをお団子の下に敷き、
蒸し器で10分ほど蒸す。
【食べ方】
ポン酢や酢醤油、ラー油などお好みをかけてお召し上がりください。
※なお、パクチーではなくイタリアンパセリでもよいかと思います。
夫には好評でしたが、息子には苦味を感じる。柑橘の皮を牛肉に入れるなんて論外だ!もう食べたくない!と言われましたが(苦笑)
大人の味かな。
陳皮とは
七味唐辛子にも入っている陳皮とは、温州ミカンの皮を乾かしたものを指します。
柑橘は交配しやすく、温州ミカンは日本で明治ごろ作られたそうです。
香港ではタンジェリン(マンダリンに似たもの)陳皮が主流のようでした。
新しいものより古いものの方が価値があり、お値段は倍くらい違いますし、見た目は真っ黒で「大丈夫?」と心配になるくらい(笑)
粉砕すると、柑橘の香りのマイルドさに感動しました!
確かに古いものと新しいものの香りの差を感じました。
ちなみに香港・深水埗(サムソイポー)は問屋街や市場があります。
魚はすべて生きたまま売られていました。(ぴょんぴょんはねてます)(カエルも紐でくくられ、びょんびょんしてました)
鶏はコケコッコーと生きたまま。
お客様が「この鶏を」と選び、奥でさばいているのを待つ人の行列。
命をいただく
私たちは生き物の命をいただいて生きていることを改めて感じさせてくれました。
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