おはようございます!
緑のチカラを暮らしに活かす「Herb&Aroma kumincure」の角本久美(かくもとくみ)です。大地に根付く植物を育て活用してます。
日本人が江戸時代以前より活用していたハーブにとても関心があります。そのひとつが「藍」となります。藍を種まきして育て、カタチとして残る「染め」をしてみませんか?
藍染めと聞くと濃い藍色を想像する方が多いのですが、フレッシュの生藍染めは濃い藍色にはならずに青空を思わすスカイブルーに染め上がります。
植物の自然の命から色をいただく。
この言葉は「桜の啓蒙活動をされ桜染め体験」をしてくださった岡村比都美さんからのお言葉です。
スカーフ一枚を染めるのも大量の植物を伐採します。その植物の色をいただくということは、命をいただくということ。どういう色を出したいという事ではなく、どんな色も生命そのものだから、生命をいただける事への感謝をします。
私たち人間が「こういう色をだしたい」と思う「自分勝手な気持ちで染めをしたい」のであれば草木染は向いておりません。自然の命から色をいただくということは、その植物の育った環境、染めの日の天候、ちょっとした微妙な作業工程で色合いは変わります。
できあがったいただいた色をみて、「今の私にこの色がいいのね」と思う「感謝の気持ち」がとても大事だなと私は感じます。
スカーフに色を移して風に揺られながら乾かしている姿を見るだけでなんとも癒されるので不思議です。この色は「今日の色」で毎回同じとは限らない。同じ場所で収穫した藍であったとしても・・・
一期一会を大事にする気持ちも生藍染体験で味わえることと思います。
フレッシュ藍染めは火を使いませんので、小学校高学年のお子さんでも安心してご体験ができます。夏の自由研究にもおすすめします。
中学生になると化学反応も意識した自由研究ができます。
緑色の染液から空気に触れ酸化させることで徐々にブルーへ変化していく様子はまさに化学反応です。
ミキサーで粉砕した藍を洗濯網などに越して、その染液の中に生地を入れます。
15分ほどすると緑色からだんだん青へ変化していくのがまた面白い。
染めたてを取り出すということは空気に触れ酸化するということ。みてくださいこの美しいブルーを!
余分な染液をよく流水で洗い流すときれいなスカイブルーへ変化していきます。
晴天の日、陰干しで乾かしたら出来上がりです!
クミンキュアの講座は五感をフルに使うことを意識しております。
生藍染めだけではなく、実際に食べてみましょう。
私は重ね煮を習っていますので、藍も重ね煮方式で作ります。ほろ苦さが薬っぽく感じることでしょう。
講座ではこのほかに藍のポタージュなど藍を使ったちょっとしたお料理もご堪能いただきたく思います。決して美味しいものではありませんが、一度の味体験は一生ものです。食べたことがある人と話だけ聞いて食べたことない方の知識力や感動の心はまったく違います。
クミンキュアの講座は五感をフルに使うことを意識しております。
世界の藍の使われ方、日本が藍を愛して活用してきた歴史。
何よりもサッカーのユニフォーム「ジャパンブルー」は藍からきているという由来を知るとなんとも心が豊かな気持ちになるから不思議です。
クミンキュアの講座はどれも「感動を伝えること」を意識しております。ぜひ!五感をフルに使ってあなたの眠っていた感覚を目覚めさせましょう。
生藍染は、藍の花が咲く前の8月限定講座となります。
2022年8月24日10時から
https://resast.jp/events/735215
8月25日10時から
https://resast.jp/events/734954
満席御礼となってもキャンセル待ちでお申込みいただけるとなんとかなることが多いですよ!
地元湘南藤沢・辻堂で実際に植物を育てながら活用しつつ、アロマとハーブの講師活動をしています。
講座は実体験を踏まえた完全オリジナルですので、他では聞けない(私の感動の発見)内容です。同じテーマであってもご参加者のお顔をみながら引き出しを変えてお伝えしています。
詳しくはコチラをご欄ください↓
開催場所は湘南藤沢・辻堂・引地川の太平橋すぐそばです。
神奈川県藤沢市辻堂太平台2-5-1-105
駐車場2台完備 / 駐輪場あり
目の前の畑でハーブを育てて活用してます。
一年を通したハーブ教室を2021年春から開講し、ご参加者の方一人ひとりに感想を聞いてほしい。
日本の樹木の香りの広がりを私らしく伝えてます。自然の多い田舎に引っ越しちゃった方も何人も出てきました!リアルだけではなくオンラインでも開催しています。
最後まで読んでくださりありがとうございます!
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