おはようございます。ハーブとアロマのマニアと自他ともに認めるかくもとくみです。完全無農薬の植物を育て、緑の力を暮らしに役立つ活用法を実践して講座でお伝えしてます。
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お正月になると縁起のよい花として飾られることが増える水仙。花が少ない時期に可憐に咲いてくれる水仙は貴重ですよね。さてこの水仙、花言葉を調べたらうぬぼれ、自己愛と記載があるではないですか。調べてみたら面白いと私は思ったのでシェアします。
水仙
学名:Narcissus tazetta L.var. chinensis Roem.
英名:Narcissus, Grand emperor, Sacred Chinese lily, New year lily
別名:雪中花、雅客
科名:ヒガンバナ科・ナルキッスス属(スイセン属)
花言葉:うぬぼれ、自己愛
ギリシャ神話に登場する美少年ナルキッソスは、池の水に映る自分の美しい容姿に恋して水に抱きつこうとして池に落ちて亡くなったとされ、「ナルシスト」の語源となっています。
スイセンの学名「ナルキッソス」は「池をのぞき込むように咲く姿がナルキッソスのようだから」「ナルキッソスが落ちた場所の近くに水仙が咲いていたなどの由来から名づけられました。またはギリシャ語で「麻痺させる」という意味の「narkeナルケ」に由来すると言われます。また種小名のtazettaはイタリア語で「小さなコーヒー茶碗」を意味し、副花冠の形から名づけられました。
水仙という漢字のごとく水の仙人。
水辺に自生する球根植物として愛されています。
ギリシャやローマでは紀元前から栽培
17世紀以降はイギリスやオランダを中心に品質改良が進み多くの品種があります。
日本では鎌倉時代から室町時代のころ海流にのって漂着したと考えられています。万葉集には水仙が登場していないこと。
牧野富太郎博士も水仙のことを「海流漂着説」だと推測しています。
厳しい寒さにも負けずに他の花がほとんどない時期に可憐に花を咲かせ、雪にも耐えられるスイセン
美しく可憐だからお正月飾りなど縁起が良いとされます。
でも。。。
食べないでね
アルカロイド配合で悪心、嘔吐、発汗、頭痛、昏睡状態などの中毒症状がでることがあります。ニラやノビルに似ているので間違える方がたまにいますよね。
母が水仙をこよなく愛しているので我が家には水仙がたーくさん咲きます。
小学校の頃、作文に水仙の花を数えたら300あった
と記載したらば私は先生に嘘つくな、そんなに庭に咲くわけないだろうと怒られた記憶があります。ほんとに数えたのに。。とういうかそれ以上あったけど数えられなくなった位だったのに。。。
今から考えたら作文くらいで嘘をつく必要はないんだよ。大げさだなぁと軽く会話されたのだろうとわかるのですが、当時はショックでした。だって嘘ついたわけじゃないのに嘘つきだと思われたわけですから。一般家庭の庭を想定して水仙だけで300ある家があるわけがないとう固定概念。
先生に言われた言葉は40年以上経っても水仙の花を見る度に記憶が蘇るんです。
言葉には気をつけようと思うのでした。そして自分の固定概念を外す思考は常に持っていたいと思うのです。
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