おはようございます!
海に近い湘南藤沢辻堂で「ハーブとアロマのマニア」と
自他ともに認める「kumincure」かくもとくみです。
大地に根付く植物を育て活用してます。
春分の日の前後から満開になるこちらの白いお花が
あちこちで咲いていますがなんという花かご存じですか?
ハナニラと親しまれている植物です。葉っぱと花をこするとニラのような香りがするのでハナニラと一般的には呼ばれています。白い花が多いのですが青やピンク、園芸種で黄色もでています。球根はまるでノビルのような大きさで1株植えると勝手にどんどん分球して増えていきます。
球根がついているノビルやニラの香りがするからニラと間違わないように気を付けてください。ハナニラは毒がありますので食べません。ネギやニラはネギ属に対し、ハナニラはハナニラ属になります。調べるとユリ科、ヒガンバナ科、ネギ科と検索するものによって異なりますので困ったものですね。スーパーに売っている食べられる花韮はネギ科で形も違うので混乱する方が多いので、こちらのハナニラは食べないでね!
学名:Ipheion uniflorum
別名:イフェイオン、スプリングスターフラワー
科名:ユリ科
分類:秋植え球根
原産地:南アメリカ
大きさ:背丈10~20cm、横幅15~25cm
主な見所:花(3~4月)
誕生花:3月26日
一般的に見かけるものはユニフローラ(I. uniflora)の改良品種で花色違いの品種が多いです。品種によっては先祖返りしやすいものもあります。「ロルフフィドラー」青紫花の品種。「ピンクスター」ピンク花の代表的な品種。「ホワイトスター」花色が白の品種。イエロー・スプリング・スターフラワーという黄色の花もあるようです。
ハナニラは光に反応する性質なので、夜や曇り、雨の日は花を閉じます。太陽に向かって花を咲かせるので、朝は東を向いて、午後は真上、夜は西を向く、動きのある花です。太陽を好みますが半日蔭でも群生しています。一度植えたら放置で勝手に花を咲かせてくれます。秋から葉っぱが地上から見られなくなりますが、土の中で球根が生きているので桜の開花のころ、まばゆい星の花が地上にちりばめたように咲きます。
かわいいなと思って切って花瓶に挿してもあっという間にしおれてしまいます。ハナニラは大地に根をはった状態で眺めるのがいいですね。
桜の開花するころの春分の日は宇宙元旦とも呼ばれています。なぜ春分の日は宇宙元旦と言われるのでしょう?
3月21日は12星座の始まりである牡羊座が太陽に入る日です。そのため、占星術的に見ると、宇宙の暦はこの日から始まります。エネルギーが大きく入れ替わるタイミングなので、宇宙のパワーをしっかり受け取れれば運気がグッとアップするといわれています。
春の星という意味の英名はSpring stsrと呼ばれているハナニラです。キリストが誕生した場所はベツレヘムで誕生した直後、東の国で誰も見たことがない星が西の空に見えました。3人の博士はユダヤの王が生まれたことを知り、星の方角へ向かい、黄金と没薬、乳香をもって旅しました。
ベツレヘムの星と別名がつくハナニラですが、他にもベツレヘムの星と呼ばれている花があります。
オーニソガラムもベツレヘムの星にたとえられている、清楚な純白の6弁花を咲かせる球根植物です。
オーニソガラム
和名:オオアマナ(大甘菜)
フランス名:11時の貴婦人(11時ごろ花開き夜には花が閉じる)
科名:キジカクシ科
花言葉:「純粋」「才能」「潔白」「無垢」「希望」
真っ白な初々しい姿にぴったりでウエデイング用ブーケに選ばれるのも納得です。
どちらも地面にお星様が散らばっているように見えますね。素敵だと思いませんか?
地上の星であるハナニラをみながら宇宙にオーダーしてみてくださいね。
花言葉は地上の星。星に願いを。堪え忍ぶ愛。愛しい人。別離。悲しい別れ
この後ろ姿のフォルムも美人さんをイメージするのは私だけでしょうか。濃い紫色の筋が走り、白が際立ちますし、メシベの黄色もキラキラ光るお星さまをイメージできます。
別離。悲しい別れという花言葉があるのは、憂いを秘めたような青みを帯びたところがどこかもの悲しい印象を与えることに由来するといわれています。
桜の開花の時期には至る所にあるので、お散歩で下を見ながらお星様探してみてくださいね💓💞我が家の庭にも至る所に咲いてます!
地元湘南藤沢・辻堂でアロマとハーブの講師活動をしています。ご参加者の多くの方々から「マニアック」と言われています。
・ぽんぽんとめどなく話がきける
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・質問したことにきちんと答えてくれる
・難しいことだろうにわかりやすく丁寧に説明してくれる
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最後まで読んでくださりありがとうございます!
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