おはようございます!緑のチカラを暮らしに活かす「Herb&Aroma kumincure」の角本久美(かくもとくみ)です。大地に根付く植物を育て活用してます。
先日のハーブ教室説明会で、一年間に学ぶハーブ一覧をみていただいたときに「モナルダってなんですか?」とご質問がありました。
モナルダは6月中旬ごろから次々に咲き始めます。夏の暑さに負けずに、真っ赤に咲く姿がまるで赤々と燃える松明のようです。鮮明な赤い花が盛り上がるように咲きます。品種が多く、花は赤の他に、桃色、白、紫などもあります。
全草にさわやかな香りがあり、ミカン科のベルガモットオレンジに似ることから「ベルガモット」とも呼ばれ、ハーブティーとして利用されます。単品で活用するならば熱湯を注ぐよりも水出しが苦味も少なく爽やか風味でおいしいかなと私は感じてます。(私の感想です)
別名:タイマツバナ、ベルガモット、ビーバーム、ヤグルマ薄荷
科名:シソ科 多年草
英名:Bergamot
学名:Monarda didyma
※ミカン科のベルガモットとは異なります。
※Monardaはスペインの医師で植物学者N・モナルデルの名前
※ミツバチがこの花の蜜を好むことでビーバームとも呼ばれています。
※耐暑性・耐寒性があり、栽培初心者でも育てやすいです。
※宿根性で真冬には地上部は消え去りますが温かくなる桜の咲くころから葉っぱがでてきて末永く楽しめます。枯れたと思って根っこごと廃棄しないようにご注意ください。
※草丈も60㎝から100㎝と大株で鮮明な赤い花のため花壇の後ろの方にあると映えます。
※梅雨時の蒸れに弱く、うどんこ病(葉っぱがカビのような白い点々がつく)になりやすいです。私は薬に頼りたくないので基本的に放置ですが気になるときは切り戻します。

上から見たモナルダ

横から見たモナルダ
モナルダの香りは爽やかで柑橘のベルガモットを醸し出してます。紅茶にフレッシュの葉っぱを1~2枚浮かべて飲んだり。レモンバームやレモングラス、レモンバーベナのフレッシュと共にブレンドも合います。ヤグルマ薄荷という別名の通り、ミント類とも相性がよいですね。
育ててないとフレッシュは活用できないため、ぜひフレッシュでも味わってくださいね。野菜ピクルスの香りづけや豚肉の下味とやして豚肉に葉っぱをくっつけておくのもよいかと思います。
モナルダの葉は乾燥させても香りがきちんと残りますのでポプリにもおすすめです。もちろん乾燥させてハーブティーにすることもできます。アールグレイの香りつけは本来は柑橘のベルガモットですが、モナルダで代用も可能です。
蕾をドライにするとカタチがきれいに保たれ、ドライフラワーとしても使えます。
葉っぱだけではなく花びらもエディブルフラワーとして活用できます。
花びらを散らしてサラダにパラリ。ヨーグルトやゼリーに添えたり。フラワー氷をつくったり。夏に咲く花なのでそうめんや冷やしうどんにパラリも映えますね!
発酵あんこお抹茶寒天の上にのせて。豆乳ソース付き
ちらし寿司のように混ぜご飯に花びら散らすのもかわいいですよ!エディブルフラワーの活用はたくさん食べるのではなく、食卓を華やかにし、見た目を楽しくするのが目的なものが多いので使いすぎないようにしましょう。男の方は花を食べるのに抵抗がある方が多い気がします。私の夫もやりすぎると嫌そうな顔をします(笑)
モナルダの花言葉は日本では火のような恋、燃える思い、感受性豊か、安らぎ。海外では安らぎ、やわらかな心
基本的に赤い花が火のような恋。燃える思い。白花は柔らかな心。ピンク花は安らぎと花の色によっても花言葉は違ってくるようです。
誕生花:7月10日
地元湘南藤沢・辻堂で実際に植物を育てながら活用しつつ、アロマとハーブの講師活動をしています。
講座は実体験を踏まえた完全オリジナルですので、他では聞けない(私の感動の発見)内容です。同じテーマであってもご参加者のお顔をみながら引き出しを変えてお伝えしています。
詳しくはコチラをご欄ください↓
開催場所は湘南藤沢・辻堂・引地川の太平橋すぐそばです。
神奈川県藤沢市辻堂太平台2-5-1-105
駐車場2台完備 / 駐輪場あり
目の前の畑でハーブを育てて活用してます。
一年を通したハーブ教室を2021年春から開講し、ご参加者の方一人ひとりに感想を聞いてほしい。
日本の樹木の香りの広がりを私らしく伝えてます。自然の多い田舎に引っ越しちゃった方も何人も出てきました!リアルだけではなくオンラインでも開催しています。

最後まで読んでくださりありがとうございます!
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